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十字軍物語(1) [ 塩野七生 ]のレビューは!?
年齢不詳さん
十字軍は日本と西洋とで認知度が異なる。宗教に鷹揚な日本と、根幹に据える西洋とでは、理解が正反対になりかねない。しかし、本書の意味は、イスラムへの理解だろう。
年齢不詳さん
とてもおもしろかったです。2巻がたいへんまちどうしいです。
30代 男性さん
ローマ人の物語以前からのファンです。 資料の少ない東ローマ帝国時代の話を希望していた事と、 十字軍も断片的にしか知識がなかったので、 その両方の知識欲を埋めてくれる作品として期待していました。 私にとっては期待通りなのですが、一次資料、それも第三者的な 視点の資料が少ない時代という事もあってか、ローマ人の物語等の 他の作品を読んでいる方の中には淡白だと感じられるかもしれません。
40代 女性さん
「十字軍・・・有名だけれど、実態はどんなものだったのか?」という問いに応えてくれる作品です。 お勧め理由は、 ・カトリックにもイスラムにも偏らない冷静なアプローチ。 ・主要な武将各自の性格や表情まで伝わる描写。 でしょうか。 本書は第一次十字軍の結果とイェルサレム残留の武将達の死までを描写。次巻が楽しみ(ああ、来年かぁ!) 「ローマ人の物語」「ローマ亡き後の地中海世界」読んでなくとも楽しめると思います。
30代 男性さん
十字軍のことや当時の時代背景などを日本人が理解しやすい良書だと思います。 残念なのは西洋側の資料が多いため、イスラム側の視点が少ないように思います。 私の場合は、この本で興味を持ったのでイスラム視点の別の本を購入しました。
年齢不詳さん
第一次十字軍について、その発端から十字軍王国の建設、第一次世代の死まで流れに沿ってわかりやすく説き起こされています。 面白かったのは十字軍の発端が神聖ローマ皇帝とローマ教皇の争いの中での教皇の権威の発揚を狙ったものであること、侵略を受けたイスラム教徒側は宗教戦争との認識がなく、単なる領土拡張の為の侵略だと認識していたこと。 エジプトの重要性も意外でした。 中世の歴史は世界史で習ったといってもそんなに詳しくないので、知らないことが多くて楽しめます。 次ぐらいからは有名人(サラディンやリチャード)が出てきそう。次が出るのが楽しみです。
年齢不詳さん
ローマ人の物語シリーズよりは精密さに欠ける気がしますが、日本人には馴染みの無いキリスト教の歴史を知る上ではいいと思います。続きが出たら読みたいです。
30代 男性さん
私は塩野ファンなので、本当はすぐに買いたかったのですが、雑に読んでしまいたくなくて、時間がとれる年末年始に向けて購入しました。相変わらずのドライな筆致で、淡々とした展開はまさに「塩野ワールド」。新たなジャンルに取り組んだ作者に拍手を送りたいです。だた、イスラーム側からの見方がやや弱いような感想を持ちました。次回以降も期待したいですね。
年齢不詳さん
高校時代に学習した十字軍については、ただ単にキリスト教徒が聖地エルサレムをイスラム教徒から奪還すべくヨーロッパ各地から十字軍の騎士団が集まり、何回もエルサレムに出向いたことくらいしか記憶にありませんでした。この本を読んでみると高校の歴史教科書では教えてくれなかった様々なことが理解できます。読み進むに従い、歴史の奥深さが分かってきます。
40代 女性さん
出れば買う、とにかく買う、作家買いの品です。いつもどおりの楽しい読書タイムでした。ローマは動員兵力とかそういう規模がイメージしにくかったですが、こちらは日本の戦国時代の規模で、なんとなく親近感が沸くのは気のせいではないと思います。