荒野の庭 [ 丸山健二 ]のレビューは！？

年齢不詳さん
写真はアマチュア写真家でも撮れそうな感じですが 添えられている文章が秀逸です。心に染みました。

年齢不詳さん
作家であるこの著者の丸山健二さんは庭作りも趣味としている。 長野で自然石を使い、ワイルドな庭を作っているのだが、その庭に咲く花々の写真に自らの一文を載せた本がこの「荒野の庭」である。 寒冷地における庭というのは四季の変化がはっきりしていて、特に著者は冬の庭に想うところが多いのか、度々雪の積もった植物の写真や風景を用いている。 バラの写真も多い。 南国の享楽的とも思える熱帯植物とは異なり、北国の植物は燃え上がるように生長しやがて休眠する。著者も最後の方で 「陶酔はいつも短い 儚いからこその陶酔（以下略）・・・・」 と書いていたが、著者がこの本に載せている言葉の数々もまさにそんな北の植物みたいに燃え上がりやがて訪れる眠りの時を予感しながら短い陶酔の時を楽しんでいるかのようである。

年齢不詳さん
作家としてのありかたに共鳴する知人へのプレゼントとして購入。

30代 女性さん
大きなお庭を持ってるかたにプレゼントしましたところ大変喜ばれました。 何が書いているのか私は知らないけど〜